戸籍を遡って、仰天!母にはもう一人兄がいた…

祖母が亡くなり発生した相続でトラブルが起きました。祖父は先に他界していたため、相続人は私の母とその兄で子2人のはずでしたが、相続手続きに必要な戸籍の収集をしてみてびっくり!祖母が祖父と結婚する前に1度結婚しており、祖母には母と叔父以外にもう1人、子がいたのです。

母も叔父も知らなかったようでまず仰天。
とにかくその人も相続人になるのでその人からの署名や印鑑をもらわないと各種手続きも全く進まない…なんとか戸籍の附票から現住所を調べてお手紙を送ったその相続人が厄介な人間で、大変なトラブルになりました。

預金と不動産(叔父家族と祖母が同居していた自宅の土地と建物で半分は叔父名義、半分が祖母名義)

どうやら今回発覚したもう1人の相続人であり母の兄である男性はお金に困っていたようで、書類も書かないうちから「金を早く振り込め」「隠しているのか」「俺にも平等に権利がある」「騙そうとしたって無駄」などと昼夜問わず執拗に連絡をしてくるようになり、叔父の家族もうちの家族もノイローゼのような日々でした。

結局、預貯金はすべてその相続人に。不動産は叔父に。母は形見の着物や貴金属。という事で話は一旦まとまったのですが、その後しばらく経ってある日突然、思い出したかのように「不動産の方が預貯金より価値があるのではないか」「差額を現金で自分に支払うべきだ」「優秀な弁護士を雇う」「いますぐ現金を振り込まなければ裁判所に訴えてやる」といった内容で再び連絡が来るようになってしまいました。

山手の方ということもあり、不動産の評価額のうち祖母の持分であった半分の額はその相続人が受け取った預貯金の払い戻しの額よりギリギリ少なかったのでその旨をまとめたものと役所で取得した評価証明書などを添付し、これ以上連絡をしてくるのなら然るべきところに通報をするといった手紙を送り、それからぱったりと連絡はなくなりましたが、今でもたまに思い出してまた急に連絡があるのではないか…送った手紙や書類で住所も相手方に知れているという事もあり猛烈に不安な気持ちに襲われることがあります。

専門職の方に、面識のない相続人とのやりとりの窓口になって頂くべきだったと思います。
どのようにコンタクトを取るべきなのか、どのように話を進めていくべきだったのか等を是非教えて頂きたいです。
あと、このようなトラブルにならない為に自分の両親にはきちんと遺言書という形で意志を遺しておいて欲しいと考えるようになったので、遺言書の書き方や文案の相談もしてみたいと思います。